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PROMPT GUIDE

画像生成をまとめて大量に作る方法(バッチ数・バッチサイズ・選別のコツ)

AIイラストは、1枚だけでなく何枚も作ってから、その中から良い絵を選ぶのが基本です。ただ、「バッチ回数」と「バッチサイズ」の違いが分からなかったり、大量に作ったあとの整理に困ったりする人も多いです。この記事では、まとめて作る時の設定と、選別・保存のコツをまとめました。

最終更新: よみもの めやす 約2分

結論を先に

まとめて作る時は、「バッチ回数」で繰り返す数、「バッチサイズ」で一度に並べて作る数を決めます。メモリが少ない時はバッチサイズを 1 にして、バッチ回数を増やすのが安全です。シード値をランダムにして数十枚を作り、良い絵を選んでからシードを固定して仕上げます。元のPNGは生成情報が残るよう、別に保存しておきます。

バッチ回数とバッチサイズは何がちがう?

バッチ回数は繰り返す回数、バッチサイズは一度に同時に作る枚数です。

AUTOMATIC1111 系の画面では、この2つの項目があります。バッチ回数(batch count)は、生成を何回繰り返すかです。バッチサイズ(batch size)は、1回の生成で同時に何枚作るかで、増やすほどメモリ(VRAM)を多く使います。たとえば、バッチ回数 4・バッチサイズ 2 なら、全部で 8 枚の絵ができます。項目の名前や場所は、ツールや版で違うので、使っている画面で確認してください。

項目意味メモリへの影響おすすめ
バッチ回数繰り返す回数ほぼなし(時間が増えるだけ)枚数を増やす時はこちらを上げる
バッチサイズ同時に作る枚数大きいメモリが少ない時は 1 のまま
バッチ回数: 8 / バッチサイズ: 1 / シード: -1(ランダム) → 8枚の違う絵が順番にできる

大量に作って良い絵を選ぶ手順は?

ランダムで数十枚を作り、構図が良い絵を選んでから、シードを固定して仕上げます。

まとめて作って選ぶ手順

  1. プロンプトを決めて、まず1枚作り、おおよその方向を確かめる
  2. シード値を -1(ランダム)にして、バッチ回数を 8〜16 にして作る
  3. 構図・顔・雰囲気が良い絵を選び、生成情報からシード値を読む
  4. そのシード値を固定して、プロンプトを少しずつ直す
  5. 仕上げに高解像度化をかける
  6. 選ばなかった絵は、いらなければ整理する。元の絵は生成情報が残る PNG のまま保存する

良い絵のシード値を固定して直す方法は シード値(seed)とは?固定・ランダム・同じ絵を出し直す方法 →

選んだ絵を高解像度で仕上げる設定は Hires.fix の設定(倍率・ノイズ除去強度・アップスケーラー) →

イラストの利用ルール

違うプロンプトを順番にまとめて作るには?

プロンプトを1行に1つずつ書いたリストを使うと、順番に自動で作れます。

AUTOMATIC1111 系の画面には、「Prompts from file or textbox」のような、複数のプロンプトを1行ずつ読み込んで順番に作る機能があります。ComfyUI では、キュー(待ち行列)にいくつも入れて順番に処理します。名前や場所はツールで違うので、使う画面の説明を確認してください。ワイルドカードと組み合わせると、少しずつ違う絵を自動で作れます。

1girl, solo, red hair, school uniform, classroom, upper body
1girl, solo, blue hair, school uniform, library, upper body
1girl, solo, pink hair, school uniform, rooftop, upper body

候補をランダムに入れかえる書き方は ワイルドカード(Dynamic Prompts)の使い方|プロンプトをランダムに入れかえる →

たくさん作ったあとの整理はどうする?

元のPNGは生成情報が残るので別に保存し、投稿用は軽くした別のファイルにします。

やることねらいおすすめの方法
元のPNGを別フォルダに保存生成情報(プロンプト・シード)を残す日付ごとのフォルダに分ける
良い絵だけ別の場所へあとで探しやすくする星マークや「採用」フォルダを使う
ファイル名をそろえる連番で管理する画像リネームのツールを使う
投稿用は軽くする読み込みを速くする画像軽量化のツールで WebP などに変換する

まとめて作る時の失敗は?(よくある失敗と直し方)

メモリ不足と、同じ絵ばかり出る問題がほとんどです。

よくある失敗原因直し方
メモリ不足で止まるバッチサイズが大きいバッチサイズを 1 にして、バッチ回数で枚数を増やす
全部同じ絵になるシード値が固定されているシード値を -1(ランダム)にする
生成情報が残っていない軽量化・変換した画像を使った元のPNGを別に保存しておく
時間がかかりすぎる枚数が多い・サイズが大きい小さいサイズで選別してから、良い絵だけ高解像度化する

メモリ不足のエラーが出た時の直し方は CUDA out of memory の直し方(画像生成でメモリ不足のエラーが出る時) →

VRAM が少ないパソコンでの設定は VRAMが少ないパソコンでStable Diffusionを動かす対策(軽くする設定) →

FAQ

よくある質問

一度に何枚作るのがいいですか?

アイデア出しなら8〜16枚くらいが目安です。メモリが少ない時は、バッチサイズ 1 のままバッチ回数を増やしてください。

バッチサイズを増やすと速くなりますか?

一度に並べて作るので、1枚あたりの時間が短くなることがありますが、メモリを多く使います。足りなくなると逆に遅く・止まるので、無理のない数にしてください。

プロンプトを変えながら自動で作れますか?

はい。プロンプトをファイルからまとめて読み込む機能や、ワイルドカードを使えば作れます。ツールによって機能の名前が違うので、使う画面の説明で確認してください。

大量に作った画像の整理に便利な方法は?

元のPNGを日付ごとのフォルダに保存し、良い絵だけ別に集めると探しやすくなります。連番のリネームや軽量化には、当サイトのツールも使えます。

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