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PROMPT GUIDE

ワイルドカード(Dynamic Prompts)の使い方|プロンプトをランダムに入れかえる

同じ場面で髪型や服だけを変えたり、背景をいろいろ入れかえたりしたいとき、プロンプトを毎回書き直すのは大変です。そんなときに便利なのが「ワイルドカード」と、Dynamic Prompts(ダイナミックプロンプト)という拡張機能の書き方です。この記事では、基本の書き方と、まとめて作る時の使いどころをまとめました。

最終更新: よみもの めやす 約2分

結論を先に

ワイルドカードは、プロンプトの一部を、あらかじめ用意した候補の中からランダムに選ぶ仕組みです。その場で書くなら {red|blue|green} のように、ファイルにまとめるなら __hair_color__ のように書きます。まとめて何枚も作る時に、毎回少しずつ違う絵を自動で作れます。設定や保存場所は拡張機能で違うので、使う拡張機能の説明で確認してください。

ワイルドカードとは?

プロンプトの一部を、候補の中からランダムに選んで入れかえる仕組みです。

たとえば「髪の色」の候補を red hair・blue hair・pink hair の3つ用意しておくと、絵を作るたびに、その中から1つがランダムに入ります。同じ構図で色だけが違う絵を何枚も作りたい時や、アイデアを探したい時に便利です。ワイルドカードは Stable Diffusion 本体の機能ではなく、「Dynamic Prompts」のような拡張機能やカスタムノードで使うことが多いので、導入のしかたは使うツールの説明で確認してください。

その場で書くにはどうする?

{ } の中に候補を | で区切って書きます。

1girl, solo, {red|blue|green} dress, {smile|surprised|sleepy}, upper body
書き方意味使う場面
{a|b|c}a・b・c の中から1つをランダムに選ぶ色・表情・小物の入れかえ
{2$$a|b|c|d}候補から2つを選んで入れる小物を2つ付けたい時
{a|b|}何も入れない候補を混ぜる入れる・入れないを混ぜたい時

りんかのコツ

  • { } の記号は、Stable Diffusion の標準の書き方(強調や NovelAI の強調)とは別の意味で使う。拡張機能が有効な時だけ働く
  • 全部ランダムにすると何が効いているか分からなくなる。入れかえるのは1〜2か所からにする

イラストの利用ルール

ファイルにまとめた候補を使うには?

候補を1行に1つずつ書いたテキストファイルを作り、__ファイル名__ で呼び出します。

候補が多い時は、テキストファイル(.txt)に1行ずつ書いておきます。ファイル名が hair_color.txt なら、プロンプトには __hair_color__ と書くだけで、その中の1行がランダムに入ります。ファイルを置く場所は、使う拡張機能で決まっているので、説明で確認してください。

(hair_color.txt の中身)
red hair
blue hair
pink hair
silver hair
1girl, solo, __hair_color__, school uniform, classroom, upper body

ワイルドカードで絵をまとめて作る手順

  1. 拡張機能(Dynamic Prompts など)を入れて、画面で有効にする
  2. 入れかえたい項目(髪色・服・背景など)を決める
  3. 候補を1行に1つずつ書いたテキストファイルを作り、決まった場所に置く
  4. プロンプトに __ファイル名__ を書き、まず4枚ほど作って動きを確かめる
  5. 気に入った組み合わせは、生成情報から実際に入った言葉を読んで保存する

ワイルドカードと組み合わせてまとめて作る方法は 画像生成をまとめて大量に作る方法(バッチ数・バッチサイズ・選別のコツ) →

うまく動かない時は?(よくある失敗と直し方)

拡張機能が有効か、ファイルの場所と書き方が合っているかの順に確かめます。

よくある失敗原因直し方
__name__ がそのまま絵に影響する拡張機能が無効・読み込めていない拡張機能を有効にして、画面を再起動する
{a|b} がそのまま入るワイルドカード機能がオフ拡張機能の設定でオンにする
ファイルが見つからない保存場所・ファイル名が違う拡張機能の説明にある場所と名前に合わせる
同じ組み合わせばかり出るシード値を固定しているシード値を -1(ランダム)にする
文字化けするファイルの文字コードが違うUTF-8 で保存し直す

プロンプトの基本の書き方は プロンプトの書き方と順番の基本(Illustrious・Stable Diffusion) →

シード値を固定する・ランダムにする使い分けは シード値(seed)とは?固定・ランダム・同じ絵を出し直す方法 →

FAQ

よくある質問

ワイルドカードは標準の機能ですか?

いいえ。多くの場合は、Dynamic Prompts のような拡張機能やカスタムノードを入れて使います。ツールによって名前や書き方が違うので、導入する前に説明を確認してください。

{ } は NovelAI の強調と同じですか?

別の意味です。NovelAI では { } が強調に使われますが、ワイルドカードでは候補の選択に使います。使うツールによって意味が変わる記号なので、混同しないよう注意してください。

同じ組み合わせをもう一度作りたい時は?

シード値と、実際に入った言葉の両方が必要です。生成情報に残る言葉と、シード値をそのまま使えば、同じ絵を作り直せます。

ワイルドカードの候補は何個くらいがいいですか?

最初は各項目5〜10個くらいで十分です。増やしすぎると、何が効いたのか分からなくなります。

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