ファンサイトに戻る

PROMPT GUIDE

LoRA の使い方(書き方・強さ・トリガーワード)

LoRA(ローラ)は、Stable Diffusion でキャラクター・画風・服装・ポーズなどを追加で覚えさせる小さな追加ファイルです。プロンプトに書くだけで使えますが、強さとトリガーワード、ベースモデルとの相性を合わせないと効かなかったり崩れたりします。この記事では、どのLoRAにも共通する使い方をまとめました。

最終更新: よみもの めやす 約4分

結論を先に

LoRAは、AUTOMATIC1111 や Forge ならプロンプトに <lora:ファイル名:0.8> と書いて使います。強さは0.6〜0.8が目安で、トリガーワードも一緒に入れるとしっかり効きます。効かない時は、ベースモデルの系統(SD1.5・SDXL・Pony など)が合っているかを最初に確かめます。

LoRAとは?

LoRAは、もとのモデルにキャラクター・画風・服などを追加で足すための小さな追加ファイルです。

LoRAは、もとのモデルを作り直さずに、特定の見た目や画風だけを足すための追加ファイルです。ファイルが小さく、使う時だけ読み込めるので、キャラクターをそろえたい・決まった画風にしたい・特定の服を描きたい時に使われます。

イラストの利用ルール

LoRAの種類足せるもの使いどころ
キャラクター顔・髪型・服など特定の人物の見た目同じキャラを何枚も描きたい
画風(スタイル)塗り・線・色合い絵柄をそろえたい
服装・小物特定の衣装やアイテムタグだけでは出しにくい服
ポーズ・構図決まった姿勢や画面づくり難しいポーズを安定させたい
補助(ディテール・明るさなど)描きこみの量・明るさの調整仕上がりの微調整

LoRAはプロンプトにどう書く?

AUTOMATIC1111 や Forge では <lora:ファイル名:0.8> のように書きます。

AUTOMATIC1111 や Forge などの画面では、プロンプトの中に <lora:ファイル名:強さ> と書くとLoRAが読み込まれます。ファイル名は拡張子(.safetensors)を除いた名前です。ComfyUI ではプロンプトには書かず、LoRAを読み込む部品(ノード)をつないで使います。

<lora:【LoRAのファイル名】:0.8>, 【トリガーワード】, 1girl, solo, smile, upper body, masterpiece, best quality

りんかのコツ

  • <lora:…> の場所はプロンプトのどこでもよいが、先頭か最後にまとめると見やすい
  • ファイルは決まったフォルダ(多くの画面では models/Lora)に入れる。画面の LoRA の一覧から選ぶと書き間違いが減る

LoRAの強さはどのくらい?

0.6〜0.8がよく使われる範囲で、配布ページの推奨があればそれに合わせます。

強さは0〜1くらいの数字で指定します。1に近いほど強く効きますが、強すぎると絵が崩れたり、ほかのタグを聞かなくなったりします。配布ページに推奨の強さが書いてあることが多いので、まずそれに合わせます。

強さ効き方メモ
0.3〜0.5うっすら効く画風を少しだけ足したい・補助のLoRA
0.6〜0.8しっかり効くいちばんよく使われる範囲
0.9〜1.0強く効くキャラLoRAなどで、崩れなければ
1.0より上効きすぎて崩れやすいふつうはおすすめしない

トリガーワードとは?どこに入れる?

トリガーワードはLoRAを呼び出す合図の言葉で、人数タグの近くの前のほうに入れます。

トリガーワードは、そのLoRAを学習した時に使われた合図の言葉です。<lora:…> を書くだけでは効きが弱く、トリガーワードもプロンプトに入れて初めてしっかり出るLoRAが多くあります。配布ページの説明や、画面の LoRA の情報欄に書かれていることが多いので、必ず確認します。

りんかのコツ

  • トリガーワードは人数(1girl)の近く、前のほうに置くと効きやすい
  • キャラLoRAでは、トリガーワードのほかに髪色・目の色・服のタグを足すと再現がよくなる

LoRAの使い方は?(手順)

対応モデル・推奨の強さ・トリガーワードを確かめ、プロンプトに書いてLoRAなしと見比べます。

  1. 配布ページで、対応するベースモデル(SD1.5・SDXL・Pony・Illustrious など)・推奨の強さ・トリガーワードを確認する
  2. ファイルを決まったフォルダに入れ、画面の一覧を更新する
  3. プロンプトに <lora:ファイル名:推奨の強さ> とトリガーワードを入れる
  4. シードを固定して、LoRAなし・ありを見比べ、効いているか確かめる
  5. 崩れる時は強さを0.1ずつ下げ、効きが弱い時はトリガーワードの位置を前にする

LoRAを複数使うには?

役割の違うものを2〜3本までにし、それぞれの強さを少しずつ下げます。

LoRAは何本も同時に使えますが、足すほどお互いに引っぱり合って崩れやすくなります。キャラLoRAと画風LoRAのように役割の違うものを2〜3本までにし、合計の強さが大きくなりすぎないよう、それぞれ少しずつ下げるのがコツです。

<lora:【キャラLoRA】:0.8>, <lora:【画風LoRA】:0.5>, 【トリガーワード】, 1girl, solo, smile, upper body

うまくいかない時は?(よくある失敗と直し方)

こまったことの原因と直し方を表にしました。1回に1つだけ直して、シードを固定して見比べると原因が分かりやすくなります。

こまったことよくある原因直し方
まったく効かないベースモデルと合っていない(SD1.5用をSDXLで使うなど)同じ系統のモデルで使う
効きが弱いトリガーワードが無い・強さが低いトリガーワードを前に入れ、強さを0.1ずつ上げる
顔や体が崩れる強さが高すぎる・LoRAが多すぎる強さを下げる。本数を減らす
どの絵も同じ服・同じ背景になるLoRAが学習した絵に引っぱられている強さを下げ、服や背景のタグをはっきり書く
エラーで読み込めないファイル名の書き間違い・フォルダ違い画面の一覧から選び直す

LoRAを使う時に気をつけること

LoRAは配布する人ごとに使ってよい範囲(商用利用・作った絵の公開・再配布など)が決められています。使う前に配布ページの利用条件を必ず読み、実在の人物に似せたものや、権利者の許可が必要なものは使わないようにしましょう。

タグの重み (tag:1.2) の書き方は 重み記法・構文 完全ガイド →

Pony系モデルのプロンプトは Pony Diffusion のプロンプトの書き方(score_9・source_anime) →

Illustrious・NoobAIのプロンプトの順番は Illustrious・NoobAIのプロンプトの順番 →

同じキャラをそろえる立ち絵・三面図は 立ち絵・三面図・キャラクターシートのプロンプト(表情差分も) →

FAQ

よくある質問

LoRAはプロンプトにどう書く?

AUTOMATIC1111 や Forge などでは <lora:ファイル名:0.8> のように書きます。ファイル名は拡張子を除いた名前です。ComfyUI ではLoRAを読み込む部品をつないで使います。

LoRAの強さはどのくらいがいい?

0.6〜0.8がよく使われる範囲です。配布ページに推奨の強さがあればそれに合わせ、崩れる時は0.1ずつ下げます。

LoRAが効かないのはなぜ?

いちばん多いのはベースモデルの系統が合っていないことです。次に、トリガーワードが入っていない・強さが低いことが考えられます。

LoRAは何本まで使える?

数の決まりはありませんが、2〜3本までにしておくと崩れにくいです。本数を増やす時は、それぞれの強さを少しずつ下げます。

トリガーワードはどこで調べる?

配布ページの説明や、画面の LoRA の情報欄に書かれていることが多いです。ファイルの中の学習時の情報に入っていることもあります。

RINKA WORLD

読んだあとは、りんかワールドで

MORE

あわせてどうぞ