PROMPT GUIDE
✋ 手の破綻 完全対策ガイド
AIイラストの永遠のテーマ、それが「手」ですよね。りんかも指が6本になった絵を何百枚も見てきました…。でも大丈夫、ネガティブ・構図・ポーズ・修正の4段構えで対策すれば、手の破綻はぐっと減らせます。今日は全部まとめて紹介しますね。
最終更新: よみもの めやす 約3分
なぜAIは手が苦手なの?
手は関節が多く、角度によって見え方が大きく変わるパーツです。学習データの中でも手の写り方は千差万別なので、AIは「指は何本で、どう曲がるのか」を安定して再現するのが苦手なんです。だからこそ対策は1つではなく、ネガティブプロンプト・構図・ポーズ指定・後修正を組み合わせるのが正解です。
まずはネガティブプロンプトで足場を固める
手対策の第一歩はネガティブプロンプトです。指の本数や形の異常を表すタグを入れておくと、破綻の発生率を下げられます。効かせすぎると絵が硬くなるので、重みは1.2前後までにしておきましょう。
ネガティブ例: worst quality, low quality, (bad hands:1.2), extra digits, fewer digits, missing fingers, bad anatomy, extra arms, blurry発想の転換:手を「隠す」構図テクニック
実は一番確実な対策は「手を描かせない」ことなんです。ポケットに入れる、後ろで組む、何かを持たせる。こうしたタグを使うと手の情報量が減って、破綻の余地そのものがなくなります。りんかはここぞの1枚では必ずこのテクを使っています。
masterpiece, best quality, 1girl, solo, long hair, brown eyes, casual, jacket, hands in pockets, cowboy shot, street, evening, smile, looking at viewer手を小さく写す・画面外に出す構図
手の破綻は「手が大きく写るほど」目立ちます。逆に言えば、引きの構図にして手を小さくすれば、多少の乱れは気にならなくなるんです。フレーミングのタグで手の写り方をコントロールしましょう。
- wide shot / full body:引きで手が小さくなり破綻が目立たない
- upper body+arms behind back:上半身構図なら手を画面外に逃がせる
- portrait / face focus:顔メインなら手はそもそも写らない
- from behind:後ろ姿にすれば手の甲側だけで済む
- dutch angle:視線が構図の傾きに向き、手への注目が減る
(perfect hands:1.2) は効くの?ポーズ固定との合わせ技
perfect hands や beautiful hands をポジティブに入れる手法、見かけますよね。正直に言うと効果はモデル次第で、劇的な改善は期待しにくいです。それよりも「手が何をしているか」をポーズタグで具体的に指定するほうがずっと効きます。AIは曖昧な指示ほど破綻するので、waving(手を振る)、peace sign(ピース)、pointing(指差し)のように動作を1つに固定してあげましょう。ただしピースや指差しは指の形が問われるぶん難度は上がるので、失敗したら隠す系に切り替えるのが賢い判断です。
masterpiece, best quality, 1girl, solo, ponytail, school uniform, holding book, sitting, library, indoors, soft lighting, upper body, gentle smile, depth of fieldりんかのコツ
- りんか流:手が大きく写る構図ほど失敗率が上がるので、決め絵は「holding系」か「隠す系」で設計します
- ネガティブを盛りすぎると全部似たポーズになるので、手系ネガティブは4〜5個までに絞っています
- 10枚生成して手が良い1枚を選ぶ「数打ち戦法」も立派な対策。シードを固定して構図だけ維持するのもアリです
最後の砦:インペイントで手だけ描き直す
どうしても手が崩れたら、img2imgのインペイント機能で手の部分だけマスクして描き直しましょう。コツは、マスクを手より少し広めに取ること、プロンプトを手の内容(holding cup など)に絞ること、Denoising strengthを0.4〜0.6くらいから試すことです。ADetailerのような手検出の自動修正拡張を使えば、生成と同時に手だけ再描画してくれるのでさらに手軽ですよ。
手の対策は「予防(ネガティブ+構図)」と「治療(インペイント)」の両輪です。全部を一度にやらなくても、まずはネガティブ4個と隠すポーズ1個から始めてみてくださいね。
FAQ
よくある質問
ネガティブに手対策タグを何個入れればいい?
bad hands、extra digits、fewer digits、bad anatomyの4つを基本セットにするのがおすすめです。増やしすぎるとポーズが単調になる副作用があるので、5個前後にとどめましょう。
perfect handsをポジティブに入れるのは意味がある?
モデルによって効き方が大きく違い、過信は禁物です。それよりもholding cupやhands in pocketsのように手の動作を具体的に固定するほうが安定して効果があります。
生成後に手だけ直すことはできる?
できます。インペイントで手の周りを広めにマスクし、手の動作タグに絞ったプロンプトで再生成しましょう。ADetailerなどの自動検出拡張を使うと生成と同時に修正できて便利です。
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