PROMPT GUIDE
⚖️ 重み記法・構文 完全ガイド
「同じタグを入れているのに思った絵にならない…」そんなとき、りんかが真っ先に見直すのが重み記法です。数字と括弧のルールを覚えるだけで、プロンプトの効き方を自由にコントロールできるようになりますよ。この記事で構文の全部をまとめてお届けします。
最終更新: よみもの めやす 約4分
重み記法ってなに?まずは全体像から
重み記法は「このタグをどれくらい強く効かせるか」を数字や括弧で指定する仕組みです。Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111やreForgeなど)では (tag:1.2) のように書くと、そのタグの影響力が1.2倍になります。逆に (tag:0.8) と書けば効きを弱められるので、「入れたいけど主張しすぎてほしくないタグ」の調整にも使えるんです。
(tag:1.2) 数値指定の基本と推奨レンジ
数値指定の目安は 0.8〜1.4 の範囲です。1.5を超えると、そのタグだけが暴走して構図や色が崩れ始めることが多いんです。「効かないから2.0にしよう」は危険で、たいていは別のタグと競合しているのが原因。まずは競合タグを外すか、1.3前後で様子を見るのがおすすめです。
- 1.1〜1.2:ちょっと目立たせたいときの安全圏
- 1.3〜1.4:主役級に効かせたいときの上限目安
- 0.8〜0.9:入れたいけど控えめにしたいとき
- 0.5〜0.7:気配だけ残したいとき(効かないことも多い)
- 1.5以上:崩壊リスクが上がるので基本は使わない
masterpiece, best quality, 1girl, solo, long hair, (silver hair:1.2), (blue eyes:1.1), school uniform, (cherry blossoms:1.3), outdoors, upper body, smile, looking at viewer, depth of field括弧の重ね掛けとNovelAI {tag} との違い
((tag)) のように括弧を重ねると 1.1×1.1=約1.21倍 になります。3重なら約1.33倍。ただし後から見たとき「何倍だっけ?」と分からなくなりやすいので、りんかは (tag:1.2) の数値指定に統一しています。もうひとつ大事なのが NovelAI との違いです。NovelAIの強調は波括弧 {tag} で、1組あたり約1.05倍とWebUI系より弱めに設計されています。
NovelAIからWebUIへプロンプトを持ってくるときは、{{tag}} をだいたい (tag:1.1) 相当に読み替えるとバランスが近くなります。波括弧のままWebUIに貼っても強調されないので、コピペ移植のときは忘れずに書き換えてくださいね。
BREAK構文で概念の混ざりを防ぐ
プロンプトは内部で75トークンごとのチャンクに分割されて処理されます。BREAK(大文字)を書くと、その位置で強制的にチャンクを区切れるんです。たとえば「キャラの特徴」と「背景の指定」の間にBREAKを入れると、髪色が背景に染み出すような混ざりを減らせます。色移りに悩んだら試してほしいテクニックです。
masterpiece, best quality, 1girl, solo, (red hair:1.2), twintails, green eyes, white dress BREAK (blue sky:1.1), sunflower field, summer, wide shot, wind, floating hairネガティブプロンプト側の重みと崩壊対策
重み記法はネガティブ側でも使えます。たとえば (blurry:1.3) と書けば「ぼやけ」をより強く排除できます。ただしネガティブ側も強すぎると画風が硬くなったり、塗りが平坦になったりする副作用があるので、1.2前後までにとどめるのが安全です。
- ネガティブの重みも0.8〜1.4のレンジを守る
- worst quality, low quality は素のままでも十分効く
- 強調タグが3個以上1.3超えなら、どれかを下げる
- 崩壊したらまず一番重いタグを1.0に戻して切り分ける
りんかのコツ
- りんか流:強調は1枚の絵につき「主役1個だけ1.3、脇役は1.1」くらいが一番安定します
- ((()))の重ね括弧は後で読めなくなるので、最初から(tag:1.2)の数値指定に統一するのがおすすめ
- 効かないタグは重みを上げる前に、競合しそうなタグを1個外してみると解決することが多いです
エディタのショートカットで重み調整を爆速に
AUTOMATIC1111やreForgeのプロンプト欄では、調整したいタグを選択して Ctrl+↑ で重みが0.1ずつ上がり、Ctrl+↓ で下がります。自動で (tag:1.1) の形に整形してくれるので、手打ちより速くてタイプミスもありません。ComfyUIでも同様のショートカットが使える設定があります。生成→選択→Ctrl+↑→再生成、のループを回すのがりんかの定番ワークフローです。重み記法は覚えたら一生使える基礎スキルなので、まずは (tag:1.2) と BREAK のふたつから今日のプロンプトに取り入れてみてくださいね。
FAQ
よくある質問
(tag:1.5)以上にしても効かないのはなぜ?
重みを上げすぎるとそのタグだけが暴走し、かえって絵全体が崩れて狙いから遠ざかることが多いです。1.4を上限の目安にして、効かない場合は競合するタグを外す方を先に試してみてください。
NovelAIの{tag}をWebUIに貼ったらどうなる?
WebUI系では波括弧に強調の意味がないため、ただの文字として扱われて強調されません。{{tag}}はだいたい(tag:1.1)相当に書き換えて移植するとバランスが近くなります。
BREAKはどこに入れるのが効果的?
キャラクターの特徴と背景・環境の指定の境目に入れるのが定番です。髪色が背景に染み出すなど、概念の混ざりを感じたときに区切ると改善しやすいですよ。
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