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PROMPT GUIDE

⚖️ 重み記法・構文 完全ガイド

「同じタグを入れているのに思った絵にならない…」そんなとき、りんかが真っ先に見直すのが重み記法です。数字と括弧のルールを覚えるだけで、プロンプトの効き方を自由にコントロールできるようになりますよ。この記事で構文の全部をまとめてお届けします。

最終更新: よみもの めやす 約4

重み記法ってなに?まずは全体像から

重み記法は「このタグをどれくらい強く効かせるか」を数字や括弧で指定する仕組みです。Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111やreForgeなど)では (tag:1.2) のように書くと、そのタグの影響力が1.2倍になります。逆に (tag:0.8) と書けば効きを弱められるので、「入れたいけど主張しすぎてほしくないタグ」の調整にも使えるんです。

重み記法の基本一覧

タグ意味メモ
(tag:1.2)重みを1.2倍にするいちばん確実で読みやすい書き方。基本はこれでOK
(tag)重みを1.1倍にする括弧1組=1.1倍。(tag:1.1)と同じ意味
((tag))重みを約1.21倍にする括弧を重ねると1.1が掛け算される。数が分かりにくいので数値指定推奨
[tag]重みを約0.91倍にする角括弧1組で1/1.1倍。弱めたいときに使う
(tag:0.8)重みを0.8倍にする弱め指定も数値が確実。0.5未満はほぼ効かなくなる
{tag}NovelAIでの強調(約1.05倍)NovelAI専用。WebUI系では波括弧に意味はない
BREAKプロンプトのチャンクを区切る75トークンの区切りを明示して概念の混ざりを防ぐ
\(tag\)括弧を文字として扱うfate/stay night \(series\) など、タグ名自体に括弧がある場合のエスケープ

(tag:1.2) 数値指定の基本と推奨レンジ

数値指定の目安は 0.8〜1.4 の範囲です。1.5を超えると、そのタグだけが暴走して構図や色が崩れ始めることが多いんです。「効かないから2.0にしよう」は危険で、たいていは別のタグと競合しているのが原因。まずは競合タグを外すか、1.3前後で様子を見るのがおすすめです。

  • 1.1〜1.2:ちょっと目立たせたいときの安全圏
  • 1.3〜1.4:主役級に効かせたいときの上限目安
  • 0.8〜0.9:入れたいけど控えめにしたいとき
  • 0.5〜0.7:気配だけ残したいとき(効かないことも多い)
  • 1.5以上:崩壊リスクが上がるので基本は使わない
masterpiece, best quality, 1girl, solo, long hair, (silver hair:1.2), (blue eyes:1.1), school uniform, (cherry blossoms:1.3), outdoors, upper body, smile, looking at viewer, depth of field

括弧の重ね掛けとNovelAI {tag} との違い

((tag)) のように括弧を重ねると 1.1×1.1=約1.21倍 になります。3重なら約1.33倍。ただし後から見たとき「何倍だっけ?」と分からなくなりやすいので、りんかは (tag:1.2) の数値指定に統一しています。もうひとつ大事なのが NovelAI との違いです。NovelAIの強調は波括弧 {tag} で、1組あたり約1.05倍とWebUI系より弱めに設計されています。

エディタ別の強調記法くらべ

タグ意味メモ
WebUI系 (tag:1.2)数値で倍率を直接指定AUTOMATIC1111 / reForge / ComfyUIで使える標準形
WebUI系 ((tag))1組ごとに1.1倍重ねるほど掛け算。可読性が下がるので注意
WebUI系 [tag]1組ごとに約0.91倍[tag:0.9]のような角括弧数値指定は別機能なので混同注意
NovelAI {tag}1組ごとに約1.05倍WebUIの括弧より効きがマイルド。移植時は換算が必要
NovelAI [tag]1組ごとに約0.95倍弱めもWebUIより穏やか
ComfyUI (tag:1.2)WebUIと同じ数値指定ただし正規化の内部処理が微妙に違い、同値でも絵が変わることがある

NovelAIからWebUIへプロンプトを持ってくるときは、{{tag}} をだいたい (tag:1.1) 相当に読み替えるとバランスが近くなります。波括弧のままWebUIに貼っても強調されないので、コピペ移植のときは忘れずに書き換えてくださいね。

BREAK構文で概念の混ざりを防ぐ

プロンプトは内部で75トークンごとのチャンクに分割されて処理されます。BREAK(大文字)を書くと、その位置で強制的にチャンクを区切れるんです。たとえば「キャラの特徴」と「背景の指定」の間にBREAKを入れると、髪色が背景に染み出すような混ざりを減らせます。色移りに悩んだら試してほしいテクニックです。

masterpiece, best quality, 1girl, solo, (red hair:1.2), twintails, green eyes, white dress BREAK (blue sky:1.1), sunflower field, summer, wide shot, wind, floating hair

ネガティブプロンプト側の重みと崩壊対策

重み記法はネガティブ側でも使えます。たとえば (blurry:1.3) と書けば「ぼやけ」をより強く排除できます。ただしネガティブ側も強すぎると画風が硬くなったり、塗りが平坦になったりする副作用があるので、1.2前後までにとどめるのが安全です。

  • ネガティブの重みも0.8〜1.4のレンジを守る
  • worst quality, low quality は素のままでも十分効く
  • 強調タグが3個以上1.3超えなら、どれかを下げる
  • 崩壊したらまず一番重いタグを1.0に戻して切り分ける

りんかのコツ

  • りんか流:強調は1枚の絵につき「主役1個だけ1.3、脇役は1.1」くらいが一番安定します
  • ((()))の重ね括弧は後で読めなくなるので、最初から(tag:1.2)の数値指定に統一するのがおすすめ
  • 効かないタグは重みを上げる前に、競合しそうなタグを1個外してみると解決することが多いです

エディタのショートカットで重み調整を爆速に

AUTOMATIC1111やreForgeのプロンプト欄では、調整したいタグを選択して Ctrl+↑ で重みが0.1ずつ上がり、Ctrl+↓ で下がります。自動で (tag:1.1) の形に整形してくれるので、手打ちより速くてタイプミスもありません。ComfyUIでも同様のショートカットが使える設定があります。生成→選択→Ctrl+↑→再生成、のループを回すのがりんかの定番ワークフローです。重み記法は覚えたら一生使える基礎スキルなので、まずは (tag:1.2) と BREAK のふたつから今日のプロンプトに取り入れてみてくださいね。

FAQ

よくある質問

(tag:1.5)以上にしても効かないのはなぜ?

重みを上げすぎるとそのタグだけが暴走し、かえって絵全体が崩れて狙いから遠ざかることが多いです。1.4を上限の目安にして、効かない場合は競合するタグを外す方を先に試してみてください。

NovelAIの{tag}をWebUIに貼ったらどうなる?

WebUI系では波括弧に強調の意味がないため、ただの文字として扱われて強調されません。{{tag}}はだいたい(tag:1.1)相当に書き換えて移植するとバランスが近くなります。

BREAKはどこに入れるのが効果的?

キャラクターの特徴と背景・環境の指定の境目に入れるのが定番です。髪色が背景に染み出すなど、概念の混ざりを感じたときに区切ると改善しやすいですよ。

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